映画・音楽

映画「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」感想【ネタバレなし】


引用:©2017 New Classics Media,Kadokawa Corporation,Emperor Motion Pictures,Shengkai Film

そのうち観ようかなと思っていた映画「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」ですが、お誘いを受けた流れでもう観ることになってしまったので、観てきました!これもご縁です。
(そのうち=DVDになったら・・・とかそういうやつw)

お遍路、ヨガ、書道・・・と、個人的に空海を感じる機会の多い私が独特な目線で感想を書いてみようと思います。

一般的な感想とは大分違うんじゃないかと思います。

俳優さんのベタ褒めとかそういうのメインではありません。笑。

「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」このタイトル通りには鑑賞していません。笑。

確かに、美しき王妃の謎がストーリーになってましたが、そこより深い部分で色々と感じ取りましたので報告いたします。

密教の教え(密教気功)を描いている

密教には幻術や呪術があり、まやかしの世界が存在するのです。

今世のこの世の中にもそういう部分は少なからず存在していて、だから「気」のせいなことがあります。

例えば、元気、病気、正気、呑気、損気、やる気・・・これが全部まやかし(気のせい)だとしたら、極論、病気だってまやかしということです。

病は気からという言葉があるのはまさに、病というまやかしを気が作り出して居ると解釈できます。

私は「気」は二種類あると捉えています。きっぱり二種類というより、解釈するためのアプローチが二種類という感じです。

一つは、目に見えないエネルギーとしての「気」、道教的なニュアンス。

もう一つは、マインドが作り出す「気」、密教的なニュアンス。

密教的な「気」の方が、マントラなどの言霊、文字霊が顕教として残っている分、現実味を持って捉えやすいのですが、そこに寄り添うように道教的な「気」もある訳で、どちらにしても「気」というのは「情報」であり「エネルギー」であると思ってます。

そして、その情報空間で動くのが脳(思考)。物事をジャッジするのが思考。

思考が生み出すものは何でしょうか?まやかしではないでしょうか?まやかしばかりの世界を作るのも自分自身であり、それで苦しむのも自分です。

全てはただ在るだけです。

それこそが全てであり、その真髄は思考では変えられない。

そんなことが描かれていたように思います。

まやかしだらけな世界の中で、空海は何と冷静なことか!

空海と密教

空海の予知能力が描かれていますが、予知能力などは密教修行で鍛えられる部分なんですね。自然の摂理、宇宙の声に敏感になることで予知能力や直感は磨かれます。そんな厳しい修行を終えて帰国した空海が今世に伝えた何かを、皆さん個人個人、どう感じるでしょうか。

私は、偶然にも四国八十八ヶ所巡礼を終えたばかり、つまり、つい最近まで空海と同行二人だったこともあり、空海が今世に残した「祈りのツール」であるお遍路に有り難さを感じました。普通は有りえない=有り難い。文字通りです。

人それぞれ、空海が残した今を考えて見たら良いと思います。受け継がれてきた命のリレーに温かな気持ちになるかもしれません。

依存・執着が生み出すのは苦しさそのもの

物事に固執しすぎると、苦しむのは自分自身だということがありありと描かれています。人が生きていて無意識に依存関係を作ったりしているのはよくあることで、普通なんですが、いつまでもそこに気がつかないでいると、みるみる苦しむことになる。

そう言った警告サインが描かれているように感じました。

執着を手放すことは、ヨガの修行でも仏教でもそうですし、元をたどれば密教な訳ですが、色々な教えに共通して居る部分なので、執着によって苦しむことがどれだけ辛いのか想像して見たら、何か大きなものからヒョイっと抜けられるかもしれません。

気づいたら抜ける、の繰り返しで人って成長するのでしょうね。もちろん、無執着になるのは至難の技ですが、今より軽く、もしくは、執着の方向転換・・・くらいはヒョイっと。

スペクタクル映画として

長安の壮大さと優美さ、楊貴妃の美しさにはうっとり。赤という色が長安にぴったりで、赤ってこんなにも美しい色だったかと感心。

私は、お雛様みたいな彩の演出ってキツすぎてあまり好きじゃないのですが、この映画はしっくり馴染んでたと思います。それくらい長安の演出が壮大です。

スケールが大きすぎるのが逆にダメだという感想を残されて居る方も居るようですが、いくら歴史といえども、現実離れしすぎてますか?

それこそまやかしの世界なのでしょう。。。

おわりに

おこがましくも言わせていただきますが、私は何故か、前々から空海に惹かれるものを感じていて、理由は本当にわからないのですが、

空海関連の本を以前から沢山読んできたり、密教、ヨガの学びに触れながら、空海の書の勉強もしてきましたし、四国八十八ヶ所巡礼も二周行いました。

今回、ちょうど二周目の巡礼が終わった、そのタイミングでこの映画を見ることになり、空海が伝えたかった何かを、

私なりに発信するべきなんだろうなと察知したので感想を書いてみました。

歴史、宗教の絡む映画は、予備知識があった方が深く見ることができると思うので、どれだけの予備知識や経験を反映させるかは人それぞれだと思いますが、

個人的に、すごく深い部分で感動したので、皆さんの感想をググってみたところ、

そこまで深読みされている方の感想が見当たらなかったので、まだ観ていない方は、

是非とも、深いとこまで感じる勢いで、鑑賞してきてほしいです。

それでは良い一日を!



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カヨン三世
沖縄移住2年目ブロガー。 ルパンに恋する80年生まれ。 6年間(2008-2014)の海外放浪を経て自由なところに本当の自分がいることに気がつく。 「自分を生きる大冒険」をテーマに “心と体と魂” を癒すライフスタイルを沖縄から発信しています。