体調を整えるために、6週間ほど「レクチンフリーダイエット」で過ごして居ました。
(※医師の監督の下行なっています。)
そして、身体が変わり、体調も体型も、エネルギー循環も、気の巡りも良好です。
食べる物が無い!!!と一時期しんどかったのですが、なんとか乗り越え、良い結果を出せました。
Contents
レクチンフリーダイエットって何?
レクチンは、糖鎖結合タンパクの総称で、動植物すべてが何らかのレクチンを持っていますが、植物においては、害虫から身を守るために備えられた成分。
この植物のレクチンが、人間に悪影響を及ぼすことがあるため、該当する食材を除去しましょう!という食事法です。
実際に試してみたい方は、以下の書籍「食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法 [ スティーブン・R・ ガンドリー ]」を参照して詳細をご確認ください。
レクチンフリーダイエットで除去すべき食材
ザックリとですが、除去すべき食材をあげてみます。
- 精製されたでんぷん質の多い食品(小麦粉、米、トウモロコシ粉、砂糖、アガベ、など)
- 豆類(あらゆる豆、もやし、など)
- ナッツ類(ピーナツ、カシューナッツ、かぼちゃの種、ひまわりの種、チアシード、など)
- 果物・果菜(キュウリ、ズッキーニ、トマト、パプリカ、メロン、ナス、など)
- 南欧産ではない乳製品
- ケフィアグレイン(小麦、オーツ麦、玄米、蕎麦、スペルト小麦、大麦若葉など、殻のある雑穀類)
- 油(キャノーラ油、大豆油、ひまわり油、ピーナツ油、グレープシード油)
除去すべき食品の特徴は、豆や種などに加え、中に種を持つ野菜や果物、
特殊なカゼインを持つ乳製品、殻を持つ雑穀ということになります。
更に、血糖値を急激にあげてしまう精製されたでんぷん。
今まで食べてきたものと極端に違いすぎて、最初は料理のイメージが湧きませんでした。
もっと細かくいうと、雑穀育ちの動物はNG・・・なんていうアドバイスも。
また、圧力調理することでレクチンを減らすことのできる食材(かぼちゃなど)もあるので、落ち着いて考えればメニューも考えられます。
レクチンフリーダイエットで実際に食べたもの

最初、何をどうしていいか分からず、冷蔵庫にあった野菜を切って並べただけという。笑。
しかもサツマイモ多すぎ。笑。
ベジダリアンに強いこだわりがあって、動物性食品に手を伸ばすことができずこの様です。笑。

炭水化物の摂り方が分からず、キビ麺をパスタ風にしてみるも、私好みの味ではない。
(雑穀はNG食品ですが、ヒエ・アワ・キビなど、殻のない雑穀はOKです)

2週間目くらいで、何となく「料理」らしくなってきましたが、身体が温まる感じがない。笑。
ブロッコリーとさつまいもとゆで卵のデリ、ザワークラウト、黒ごまと生芋こんにゃくのスムージー
動物性食品は摂らない!というこだわりが解除され、ゆで卵登場しました。
その他、ラム肉や鯖缶なども少量頂いていました。

アーモンドミルクとルイボスティーで作ったチャイは、カフェインもフリーだし、身体温まります♡
それにしても特殊すぎる食事法。。
しかし・・・・続けていたら、身体が慣れた!んです。
炭水化物大好きな私なので、最初はフラフラしたので、白米を少しずつ減らしていき、最終的に、たまに少し食べる程度になっています。
低糖質で食事をすると、次にお腹が空く波が穏やかで、下手したら何も食べなくて大丈夫!という感じがしました。
よって、食事の量もごく少なめ。
腹5分めで満足でき、身体も軽いんです。
そして、なぜだか今まで異常にこだわりのあった「ベジタリアン」・・・への執着も消えたことが何より楽になりました。
レクチンフリーダイエットの効果
長年抱えていた「大人の食物アレルギー」が治りました。
厳密に言うと、グルテンフリーの食生活にしたら、一度治ってはいたのですが、入院(手術)したら再発したんです。
恐らくは、手術の時に抗生剤を大量投与したので、腸内環境が大荒れになったのかと思います。
それが再び治ってくれました。
ダニアレルギーの症状が治りました。
今でもダニだらけのところに行ったらそれはダメでしょうし、清潔を保つなど、他にも対策をしたのが相乗効果となってはいますが、
症状が出ていた時と同じ住環境に生活していますが、今は、抗アレルギー薬を飲まなくても全く問題ありません。
無駄な脂肪が落ちました!
食事の量が減ったので、痩せて当たり前かもしれませんね。笑。
私はもともと痩せ型なので、これ以上どこ痩せるの?って話もありますが、病気を療養している間に運動ができなかったせいで、そこじゃない!って場所に集中して脂肪が。。。
それが徐々に落ちてきています。
リーキーガット症候群が改善され始めました。
アレルギーも元を辿ると「リーキーガット(腸漏れ)」が原因なのですが、私の腸壁とレクチンは相性が悪い様です。
リーキーガットの症状は人それぞれですが、私の場合は、免疫系と神経系に悪影響が出てしまいます。
極端な冷え、神経痛、アレルギー・・・少しずつですが改善してきて居ます。
本来あるべき善玉菌があるべき状態に戻るまで、レクチンフリーを意識した方が良さそう。
(レクチンフリーダイエットと並行して、漢方でカンジダクレンズ、その他サプリでケミカル除去も行って居ます。)
レクチンフリーダイエットの雑感
突然、食べてはいけない食品リストを見た時の「何食べていいか分からない!」の混乱から始まり、
本を何度も確認し、医師とも相談しながら、あれはダメ、これはヨシ!みたいに、ミスを重ねながら自分流の食事になっていきました。
レクチンと体調のことを学べば学ぶほど、心当たりも出てきて、何をどうしたらいいか自分なりに納得した上で選択できる様になりました。
また、レクチンフリーダイエットをすると、身体がこれまで以上に敏感になると聞いて居ましたが、本当にそうなりました。
身体の声を聞ける様になって居ます。
食べようとするものを頭に浮かべると、胃腸が快適か不快かの反射をしてくれるので、心の声に流されることなく食材を選べます。
レクチンフリーダイエットを継続するコツ
全てを参考書籍通りに行うとしたら、私は挫折すると予感したので、ちょっとくらい入っててもまあいっか!など、マイルールを作り、外食もたまにはして居ました。
これからレクチンフリーダイエットを始める方は、マイルールを作りながら行うことをお勧めします!
更には、専門家(医師、栄養士など)の指導の下に行うと不安が減りますよ。
6週間のレクチンフリーダイエットを終えて「その後どうする?」って話
結構にストイックな食事法でしたので、いくら体調が良いとはいえ、このままずっと続けるには厳しすぎます。
規制緩和したマイルールを作って気楽にやって行こうと考えています。
マイルール作成に当たって、本書から読み取った着眼点をあげておきますね。
- 自分に合ったオイルにこだわる
- ナッツ(ピーナツ、カシューナッツ以外!)をこまめに食べる
- なるべく低糖質を心がける
- レクチンを含む食材をなるべく避け、野菜は圧力調理を心がける
- パン、ご飯は、食べるなら白いものを
それでは身軽な一日を!
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