本当はもっとこうした方がいいのに、そうできない。
できない自分が悪いのだ!と思ってしまう。
そして、エネルギー状態を下げる。
私の場合ですが、憂鬱な時はだいたいこの様なことが起きていました。
この様なことを、当たり前だと思って積み重ねてしまうと、ある時にドーンと大きく重たい鉛の様なものがメンタルにこびり付いてしまい、ますます憂鬱に。
運動して体を温めて汗を流せば少しは良くなると信じて色々してみても、それをしないと元に戻ってしまう。
まるで、万年肩凝りの人がマッサージで癒されるたったひとときの様に。
頭で考えて、対策を取ってくっつけても、根本が変わらないと同じことを繰り返すのですね。
運動すれば大丈夫。〇〇を食べれば大丈夫。
自分なりの対策や健康法にばかり目を向けると、やることが増えて益々忙しくなってしまう。
私は、病気の時にまさにこの状況でした。
どうにかしたいというエゴばかりが主張してきて、そこに流されてしまう。
他人ではなく、自分のエゴに流されてしまう。
ところで、病気の原因って何だろう?
頭で考えても答えが見えず、科学的根拠を頼りにしても体質の差があるので断定できないことばかり。
そうやって益々考えて、益々窮屈になってみて、ようやく、リラックスが重要なのだと気がつきました。
病気の原因ってストレスそのものだよなと。
過度のストレスは身体に良く無いということは十分に知っていたつもりなのに、頭でわかってただけでスルーしていた様です。
どうやって緩ませるかというのも頭で考えてもやることが増えるだけ。
そこで、考えるのをやめ、気の向くままに、何となく気持ちの良いことを取り入れることを意識してみたら、段々と、自分がリラックスできることやリラックスしている状態を体得する様になりました。
私の場合は、瞑想だったり、湯たんぽだったり、ヨガだったり。
どれも無理なくライフスタイルに組み込めたので、すぐに習慣になりました。
また、何となくやらなければならないと思う事を手放して、何となくやりたい事を選ぶ様にしていると、納得の上で満足できる日々を過ごせることにも気がつきました。
過去の挫折、トラウマなどは同じことまた乗り越えて克服する様な試練なのではなく、
もっと自分に合ったことを見つけるための「あなたにはそれは合いませんよ」という教えだったのでしょう。
合わないことをしている時の頭、心、体の状態を覚えておくと、次にまた何か新しい合わないことをしてしまっても、自覚して避けることが可能です。
こうやって、一つ一つ経験を重ねながら、呪縛から解き放たれていくのですね。
それでは今日も素敵な一日を!
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